『アール・ヌーヴォー(Art Nouveau)を
モダニズム(Modernism)で削り出す』
これがブランド発足当初のフィロソフィー(Philosophy)でした。
しかし、
この試みは「単に手法の話で済むものではない」
という壁に直面します。
生命の息吹を表出させたアール・ヌーヴォー。
ときに闊達に、ときに耽美に。
だが、
家具というプロダクトをフィルターにした瞬間、
その自由に突き付けられたのは力学という冷徹な、
摂理。
それはあたかも装飾や曲線の否定。
飾りをそぎ落とした、そこに残る本質こそが
「モダニズム」だと。
では問いたい。
「生命の形は装飾なのか?」
絡み合う蔦
咲き誇る花
咀嚼に耐える牙
人間が関与せずとも、
悠久の歳月で最適化したその命の形には、
物理的合理性がすでに内包されていた。
再度自問する。
このブランドのフィロソフィーは何なのか?
摂理を静観するために、
『知を探求する』